せかいのものさし

カルボキシメチルセルロースカルシウム(別名繊維素グリコール酸カルシウム)

指定添加物・番号 103・Calcium Carboxymethylcellulose (Calcium Cellulose Glycolate)

世界規制ポイント 6点

ヒトの研究 +4、動物・細胞の実験 +2

計算式はこちらで公開しています。表示には量が書かれないため、量は計算に入りません。

各国の扱い

日本EU米国中国韓国タイ
○○○○○○
  • 日本:許可(指定添加物:国が指定)
  • 米国:FDA「食品添加物等一覧」に収載(ANTICAKING AGENT OR FREE-FLOW AGENT)

○=その国の許可リストに載っている ×=その国が禁止・取消・削除した(明確な措置あり) −=その国のリストに見当たらない(禁止という意味ではありません) /=その国では別の制度で扱うため照合の対象外

研究の報告

【ヒト介入試験】1日15gを11日間(CMC群7人)。腸内細菌が減り、2人では細菌が腸の粘液層の奥まで入り込んだ

腸内細菌の多様性低下・腹部の不快感・Chassaing et al., Gastroenterology・2022・確度:確定・出典

【ヒト観察研究】フランスの9.5万人。摂取量が増えるほどリスクが上がり、セルロース類1.05倍、CMC 1.03倍、脂肪酸エステル(E472b)と脳血管疾患1.11倍(1標準偏差あたり)

心血管疾患・Sellem et al., BMJ・2023-09・確度:確定・出典

【動物実験】マウスに低濃度で与え、軽い腸の炎症と肥満・メタボが起き、大腸炎になりやすいマウスでは重い大腸炎になった

大腸炎・メタボ・Chassaing et al., Nature・2015-02・確度:確定・出典

【動物実験】マウスで雄に不安様行動、雌に社会行動の低下

不安様行動・社会行動の変化・Holder et al., Scientific Reports・2019-01・確度:確定・出典

影響の分類ごとの、確かめられた最も強い証拠の種類

  • うつ・不安:動物
  • 腸内細菌・腸炎症:ヒト試験
  • 内分泌・代謝:動物
  • 心臓・血管:ヒト観察

日本のリストの出典:食品衛生法施行規則 別表第一(e-Gov法令検索、令和8年4月1日施行版)。診断ではありません。体調の判断は医師に相談してください。