せかいのものさし

スクラロース(別名トリクロロガラクトスクロース)

指定添加物・番号 236・Sucralose (Trichlorogalactosucrose)

世界規制ポイント 6点

ヒトの研究 +4、動物・細胞の実験 +2

計算式はこちらで公開しています。表示には量が書かれないため、量は計算に入りません。

各国の扱い

日本EU米国中国韓国タイ
○○○○○○
  • 日本:許可(指定添加物:国が指定)
  • 米国:FDA「食品添加物等一覧」に収載(NUTRITIVE SWEETENER)

○=その国の許可リストに載っている ×=その国が禁止・取消・削除した(明確な措置あり) −=その国のリストに見当たらない(禁止という意味ではありません) /=その国では別の制度で扱うため照合の対象外

研究の報告

【ヒト観察研究】同じ10.3万人で、人工甘味料全体の脳血管疾患1.18倍、アスパルテームで1.17倍

脳卒中など脳血管疾患・Debras et al., BMJ・2022-09・確度:確定・出典

【ヒト観察研究】米国の女性3.1万人。人工甘味料を最も多く摂る群は最も少ない群よりうつが1.26倍、人工甘味料入り飲料で1.37倍

うつ・Samuthpongtorn et al., JAMA Network Open・2023-09・確度:確定・出典

【ヒト観察研究】ブラジルの1.28万人を8年追跡。60歳未満で最も多く摂る群は言語の流暢さと総合的な認知機能の低下が速かった(効果は小さい)

認知機能の低下・Neurology・2025-09・確度:確定・出典

【ヒト介入試験】健康な成人120人に1日許容摂取量未満の量を2週間。血糖の反応が悪化し、腸内細菌が変化(個人差が大きい)

血糖反応の悪化・腸内細菌の変化・Suez et al., Cell・2022-08・確度:確定・出典

【細胞実験】市販品に最大0.67%含まれる不純物「スクラロース-6-アセテート」で染色体を切断する遺伝毒性が陽性。腸の細胞のバリア機能も低下

遺伝毒性(不純物)・Schiffman et al., J Toxicol Environ Health B・2023-05・確度:確定・出典

【動物実験+ヒト小規模試験】腸内細菌を介して血糖を処理する力が落ちた

耐糖能異常・Suez et al., Nature・2014-09・確度:確定・出典

【動物実験】マウスに15mg/kgで腸内のクロストリジウム属が減り、肝臓のコール酸が増えた

腸内細菌・胆汁酸の変化・Consensus調査結果(甘味料)・-・確度:推定・出典

影響の分類ごとの、確かめられた最も強い証拠の種類

  • 遺伝毒性:細胞
  • 神経・行動・発達障害:ヒト観察
  • うつ・不安:ヒト観察
  • 腸内細菌・腸炎症:ヒト試験
  • 内分泌・代謝:ヒト試験
  • 心臓・血管:ヒト観察

研究されている分野(論文の数)

論文の数は「研究されている」ことを示すだけで、影響が確かめられたという意味ではありません(名前が一般的な物質は関係のない論文も含みます)。

  • 発がん性:49件
  • 遺伝毒性:22件
  • 神経・行動・発達障害:16件
  • うつ・不安:14件
  • 生殖・胎児発達:19件
  • 腸内細菌・腸炎症:85件
  • 内分泌・代謝:96件
  • アレルギー・過敏症:6件
  • 肝臓・腎臓・酸化ストレス:27件
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日本のリストの出典:食品衛生法施行規則 別表第一(e-Gov法令検索、令和8年4月1日施行版)。診断ではありません。体調の判断は医師に相談してください。