せかいのものさし

二酸化チタン

指定添加物・番号 295・Titanium Dioxide・E171

世界規制ポイント 11点(S対象)

EU禁止 +4、IARC2B +2、規制判断 +4、動物・細胞の実験 +1

海外で禁止され、国際機関などが懸念を示した添加物です。この添加物を含む商品は S ランクになります。

計算式はこちらで公開しています。表示には量が書かれないため、量は計算に入りません。

各国の扱い

日本EU米国中国韓国タイ
○×○○○○
  • 日本:許可(指定添加物:国が指定)
  • EU:2022年に食品への使用禁止(遺伝毒性の懸念)
  • 米国:FDA「食品添加物等一覧」に収載(ANTICAKING AGENT OR FREE-FLOW AGENT)

○=その国の許可リストに載っている ×=その国が禁止・取消・削除した(明確な措置あり) −=その国のリストに見当たらない(禁止という意味ではありません) /=その国では別の制度で扱うため照合の対象外

海外の規制措置:EU:使用禁止(2022-02-07) / フランス政府:使用停止(2020-01-01)

IARC(国際がん研究機関)の分類:2B(発がん性がある可能性)(Titanium dioxide)

研究の報告

【規制判断】EFSAが「食品添加物として安全とはみなせない」と結論。粒子を食べた後の遺伝毒性の懸念を排除できず、1日許容摂取量を設定できない

遺伝毒性(DNA損傷)・EFSA(欧州食品安全機関)・2021-05-06・確度:確定・出典

【規制判断】EUが食品への使用を禁止(規則(EU)2022/63、経過措置は2022年8月7日まで)

使用禁止・EU・2022-02-07・確度:確定・出典

【規制判断】フランスが2020年1月1日から食品への使用を停止(ナノ粒子への懸念)

使用停止・フランス政府・2020-01-01・確度:推定・出典

【動物実験】ラットに100日間飲ませたところ、大腸に微小な炎症と前がん病変が出た

大腸の前がん病変・炎症・Bettini et al., Scientific Reports・2017-01・確度:確定・出典

影響の分類ごとの、確かめられた最も強い証拠の種類

  • 発がん性:規制当局
  • 遺伝毒性:規制当局
  • 腸内細菌・腸炎症:動物

研究されている分野(論文の数)

論文の数は「研究されている」ことを示すだけで、影響が確かめられたという意味ではありません(名前が一般的な物質は関係のない論文も含みます)。 要注意:物質名が一般的で、無関係な論文が大半

  • 発がん性:808件
  • 遺伝毒性:573件
  • 神経・行動・発達障害:187件
  • うつ・不安:37件
  • 生殖・胎児発達:171件
  • 腸内細菌・腸炎症:124件
  • 内分泌・代謝:63件
  • アレルギー・過敏症:116件
  • 肝臓・腎臓・酸化ストレス:918件
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日本のリストの出典:食品衛生法施行規則 別表第一(e-Gov法令検索、令和8年4月1日施行版)。診断ではありません。体調の判断は医師に相談してください。