せかいのものさし

カラギナン、(イバラノリ、キリンサイ、ギンナンソウ、スギノリ又はツノマタの全藻から得られた、i-カラギナン、k-カラギナン及びl-カラギナンを主成分とするものをいう。)

既存添加物・番号 59・Carrageenan

世界規制ポイント 6点

規制判断 +2、ヒトの研究 +4

計算式はこちらで公開しています。表示には量が書かれないため、量は計算に入りません。

各国の扱い

日本EU米国中国韓国タイ
○○○○○○
  • 日本:許可(既存添加物:長年の使用実績で例外的に認可)
  • 米国:FDA「食品添加物等一覧」に収載(ANTICAKING AGENT OR FREE-FLOW AGENT)

○=その国の許可リストに載っている ×=その国が禁止・取消・削除した(明確な措置あり) −=その国のリストに見当たらない(禁止という意味ではありません) /=その国では別の制度で扱うため照合の対象外

研究の報告

【ヒト観察研究】9.2万人。E471で全がん1.15倍・乳がん1.24倍・前立腺がん1.46倍、カラギナン類で乳がん1.32倍

がん・Sellem et al., PLOS Medicine・2024-02・確度:確定・出典

【ヒト観察研究】10.4万人。カラギナン1.03倍(100mg/日あたり)、リン酸三カリウム1.15倍(500mg/日あたり)、グァーガム1.11倍(500mg/日あたり)

2型糖尿病・Salame et al., Lancet Diabetes Endocrinol・2024-05・確度:確定・出典

【ヒト介入試験】寛解中の患者で、カラギナンのカプセル群3人が再燃、偽薬群0人(解析対象12人と極めて少数)

潰瘍性大腸炎の再燃・Bhattacharyya et al., Nutr Healthy Aging・2017・確度:推定・出典

影響の分類ごとの、確かめられた最も強い証拠の種類

  • 発がん性:規制当局
  • 腸内細菌・腸炎症:ヒト試験
  • 内分泌・代謝:ヒト観察

研究されている分野(論文の数)

論文の数は「研究されている」ことを示すだけで、影響が確かめられたという意味ではありません(名前が一般的な物質は関係のない論文も含みます)。 要注意:物質名が一般的で、無関係な論文が大半

  • 発がん性:1120件
  • 遺伝毒性:65件
  • 神経・行動・発達障害:73件
  • うつ・不安:153件
  • 生殖・胎児発達:21件
  • 腸内細菌・腸炎症:150件
  • 内分泌・代謝:57件
  • アレルギー・過敏症:374件
  • 肝臓・腎臓・酸化ストレス:443件
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日本のリストの出典:既存添加物名簿(令和7年8月25日改正、327品目)。診断ではありません。体調の判断は医師に相談してください。