せかいのものさし

食用赤色一〇二号(別名ニューコクシン)

指定添加物・番号 219・Food Red No.102 (New Coccine)・E124

世界規制ポイント 6点

規制判断 +2、ヒトの研究 +4

計算式はこちらで公開しています。表示には量が書かれないため、量は計算に入りません。

各国の扱い

日本EU米国中国韓国タイ
○○−○○○
  • 日本:許可(指定添加物:国が指定)
  • EU:子どもの活動と注意への影響の警告表示が義務
  • 米国:FDAの一覧に見当たらない(この一覧は部分的で、GRAS通知品などは含まれないことがある)

○=その国の許可リストに載っている ×=その国が禁止・取消・削除した(明確な措置あり) −=その国のリストに見当たらない(禁止という意味ではありません) /=その国では別の制度で扱うため照合の対象外

海外の規制措置:EU・英国FSA:子どもの多動・注意への影響(警告表示)(2010-07-20)

研究の報告

【規制判断】EUと英国は、これらを含む食品に「子どもの活動と注意に悪影響を及ぼすおそれがあります」の表示を義務付けている(規則(EC)1333/2008 附属書V)

子どもの多動・注意への影響(警告表示)・EU・英国FSA・2010-07-20・確度:確定・出典

【ヒト介入試験】3歳児153人と8〜9歳児144人の二重盲検試験で多動が増えた。効果量は0.12〜0.32と小さい。着色料と安息香酸のどちらが原因かは分けられていない(サウサンプトン研究)

子どもの多動・McCann et al., Lancet・2007-11・確度:確定・出典

【動物実験/ヒト介入試験】ゼブラフィッシュの稚魚で心拍が32%上昇し泳ぎ方が変化。子どもへの負荷試験で一部にじんましん

発生毒性・じんましん・Amchova et al., Toxics(総説)・2024・確度:確定・出典

【ヒト介入試験】米国の大学生で、2週間除去した後に合成着色料225mgを摂ると、ADHDのある学生で症状と脳波が悪化した

ADHD症状の悪化・Kirkland et al.(Banc 2024総説で引用)・2022・確度:推定・出典

影響の分類ごとの、確かめられた最も強い証拠の種類

  • 神経・行動・発達障害:規制当局
  • 生殖・胎児発達:ヒト試験
  • アレルギー・免疫:ヒト試験

日本のリストの出典:食品衛生法施行規則 別表第一(e-Gov法令検索、令和8年4月1日施行版)。診断ではありません。体調の判断は医師に相談してください。